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まえがき『20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ』

まえがき

  1. TOEIC試験で860点以上を取得してA levelに到達する。
  2. 「読む」「聞く」という受身な英語だけではなく、自分から英語を発信すること、すなわち「話す」「書く」がちゃんとできるようになる。
  3. Native English Speakerたちと英語で意思疎通できるようになる。

 20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」という題名の通りに、上記項目を満たすことは20歳、30歳、40歳、50歳、もしくはそれ以上の年齢からでも身につけることが出来ます。私自身も英語学習をやり直した28歳の時点では英語で「話す」「書く」がほとんど全く出来ませんでした。 

可能であれば留学をした方が良いですが、留学しなくてもこれくらいの英語力であれば、国内にいても十分に身につけることができます。このBLOGも基本的には留学せずにこれだけの英語力を身につける方法を紹介しています。

そしてまた、本書で紹介する英語学習法は現時点では最先端の英語学習法のひとつであると自負しています。それは以下の特徴を備えているからです。

  • Twitter、Lang-8といった最新のWeb Serviceを使用する点
  • PCと連動する電子辞書PASORAMA、電子書籍端末のKindle、発音確認のためにiPhoneを使用する、といった最新の電化製品を活用する点
  • とても効果的だがこれまであまり知られていなかった学習手法、たとえば「英会話がすぐにできるようになる瞬間英作文」「Native English Speakerの子どもたちが学ぶ発音学習法フォニックス Phonics」ほかのさまざまな学習法を取り入れている点。

10年前と比べて英語学習はすっかり様変わりしました。年が経てば経つほど、科学技術が発達すればするほど、英語学習は容易になります。現在の英語学習法がどれだけ容易になり、そしてまた楽しくなったのかをこのblogを通じて知ってください。

なお英語学習方法についての書籍を出版するくらいだからという理由で、私の事を帰国子女であったり、もしくは留学経験があったりと、もともと特別に英語ができる人間なのだろうとお思いかもしれません。でもそれは違います。私自身もおそらく多くの読者の皆さんと同じく、次のようなごく普通の英語学習歴を持つ人間でした。 

  • 私は帰国子女ではありません。また、英語圏の大学/大学院に行ったことがありません。
  • 大学受験以来、英語の勉強はまともにしたことがありませんでした。大学卒業直後に受験したTOEIC試験の点数は620点でした。
  • 大学時代の専攻は英語に関係のない経営学でした。

そして20代最後の年にNew YorkへInternship留学をしました。この時の経緯と英語力を以下に記します。

  • 留学前に地元の語学学校で4ヶ月の事前準備を行う。学校に通い始め当時のTOEIC試験の点数は780点、しかしほとんど全く英語で「話す」「書く」が出来ませんでした。具体的には自己紹介も満足に出来ませんでした。典型的な試験英語に強いだけの日本人でした。
  • New Yorkにて1ヶ月間は語学学校に通い、残りの6ヶ月間を企業Internshipをして過ごす。帰国前にNew Yorkで受けたTOEIC試験で900点を突破しました。また、英語で「話す」「書く」も問題なく行えるようになっていました。

この本は専門家でないからこそ書ける本、学術的な正しさよりも今すぐに役に立つ学習方法を追求した本です。私は特定の学校や英語を商売にしている組織には所属していません。ですから何のしがらみもなく本書を書くことができます。

つまり読者のみなさんにとって本当に役に立つ情報だけをお伝えすることができるということです。そしてそんな私が最短の努力で最大の成果を収めるために何をすればよいのかということを考え続けた集大成がこのblogです。

この書籍の内容を一番伝えたい相手を一人挙げるとしたら、それは「過去の自分」です。私は英語学習に多くの年月と数百万円の費用を使いました。その過程で本当にたくさんの失敗をしてきました。できれば過去の自分に「私が体験した経験・失敗」を伝えたいと思っていました。

もし過去の自分が今の自分が持つ英語学習のノウハウを知っていれば、時間も費用も半分以下にすることができるはずです。しかし過去の自分には伝えられません。ですがせめて私に縁のある方々には同じ失敗をしてほしくないと思い、この本を出版することにしました。

なお本書の文章はほとんど全てTwitter上で書き上げました。そんなTwitter発の書籍であるため、本文中のところどころに“@HAL_J”ほか“@~”という表記が現れます。これはTwitterのID Accountを意味しています。もし気になる人がいたらTwitterにてFollowしてみてください。

この書籍を通じて、一人でも多くの日本人が実用的な英語を習得すること、そしてまた日本以外の世界へ目を向けられるようになることを私は切に願います。

著者 HIROYUKI HAL SHIBATA, Twitter ID @HAL_J より

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