- 2010-10-26 (火) 18:03
- 書評/Review/学習記録/Study
- 書籍 面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと – 会場に行く電車の中でも「挽回」できる!
- 評価 ★★★★★ 実際に使えるノウハウが具体的に紹介されている面接対策本
面接の基本
面接は、商取引です。つまり一種の交渉です。
交渉は、こちらの「希望」だけでは成り立ちません。
まずは、こちら側が何ができるかを伝えましょう。
そして、話すことは事例ベースで具体性を持たせて
本書を読んでいていて感じたのは「営業・販売」に関する本を読んでいるのと同じように感じました。上記で紹介した面接の基本にあるように、本書は「自分という商品」をいかに企業に高く評価してもらえるかという手法を紹介しています。そして本書を読めば、採用担当者がどのような点を評価するのかということが分かります。
『エンゼルバンク』のモデルとなった著者の本ということもあって、非常に具体的です。題名にあるように、『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと』が書かれています。
読んでいて内容が少し物足りないかなと感じましたが、本書に書かれている事はすべて実践すべき内容なので、これで十分かなと読後に思い直しました。本書には面接中、面接前後、企業研究などやるべき事は全て書かれています。これ以上たくさんやるべき事を紹介されても実践できませんから。
企業が「能力」「経験」「知識」だけでなく、「企業は仕事の進め方も非常によくみている」という点が私にとっては特に参考になりました。そして自分自身がどのような仕事の進め方をしているのという事も本書に掲載されている判別試験にて分かりました。過去の自分の経験と照らし合わせて色々なことが納得いきました。
また、本書後半では『雇用の常識「本当に見えるウソ」』についての要約記事もあるので、こちらもまだ読んでいない場合はお勧めです。目から鱗が落ちると思います。
これから先、面接の機会がある人は本書『面接の10分前、1日前、1週間前にやるべきこと』を読んでやるべきことをしてから面接に臨んだ方が良いと思います。
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