- 2011-05-05 (木) 8:29
- 20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ
Online英会話の授業を雑談で終わらせずに、効果的に行うための方法の一つとして「自分の興味のある分野について英作文を作成しておき、それを授業中に添削してもらう」というものがあります。
「英作文は自分にとって必要な、もしくは関心のある分野について書く。また英作文は辞書を使い新しい表現方法を学びながら、事前に作成しておく。そしてその英作文の内容に基づいたFree Talkをする」という学習方法が最も効果的に「英語で書く力」と「英語で話す力」を伸ばす、私はそう考えています。
また、この方法は「Lang-8でなかなか英作文を添削をしてもらえない」と悩む人にも有効な方法です。
以下、25分のOnline英会話授業の場合においてどのように英作文の添削を行ってもらえば良いのかという手順を紹介していきます
【授業の時間配分】
25分のOnline英会話だと事前に準備した100~150wordsのEssayを訂正してもらって(10~15分)、それからその書いたEssayについてFree Talk(10分)をする、というものになります。
【授業のための準備 英作文の作成】
100wordsのEssayなら30分もあれば書けます。英作文を作成する際には辞書を引いて、これまで自分が知らなかった新しい表現を使用しましょう。
【英作文の題材と教師の選び方について】
教師の人と内容を共有できる英作文を作成しましょう。また、自分が興味のある分野について詳しい人を教師に選びましょう。
【授業内容 一例】
facebook pageのMarketingについての英作文を作成した場合には、経営学部を卒業してMarketingの知識のある人を教師として選びましょう。
そしてfacebook pageがフィリピンでどのように受け入れられているのか、日本とどういった点で違うのかなどを英作文を添削してもらいながら、また添削が終わった後のFree Talkで話しましょう。
【Online英会話 授業中】
英作文を添削してもらっている間はあまり教師とは話せません。そこは割り切る必要があります。
そして添削中か添削後には「なぜその英作文を書いたのか」という質問はほぼ必ず来るので、ちゃんとその質問には回答できるようにしてみましょう。
なお英作文の添削は口頭で終わらせることなく、必ずSkypeの文字Chat機能を活かして、文章として残してもらいましょう。
また次回以降の授業にて、ここで添削をしてもらった英作文を教材として使い、Free Talkをするという"Article Discussion方式"の授業を行うのも効果的です(Article Discussionについては別記事で改めて紹介をします)。
【授業 終了後】
添削された文章を丸暗記して、今後自分で使いこなせるようにしましょう。
私の場合は添削された文章をWord Fileに保存して、手持ちのSmart Phoneに転送して空き時間に暗記するようにしています。
【オンライン英会話を習慣化する】
勉強時間は「予習+授業」を机の前で『1時間』、そして復習は通勤途中に『30分』。これを1セットと考えると勉強時間は「合計 1時間30分」となります。これくらいの勉強量ならわりと簡単に習慣化出来ます。
またオンライン英会話の場合は、ひとたび予約をしてしまうと「勉強しなきゃいけないな」という強制力が働く意味でも有効です。授業はマンツーマンなので、予習をしていないと授業は実のないものになります。その点でも強制力があります。
【オンライン英会話備考】
Online英会話は本当に楽です。自分が勉強不足でも、自分の英会話能力が拙くても、教師は親身に付き合ってくれます。手を抜こうと思えばどこまで手を抜けます。だからこそ、自分自身で勉強のハードルを上げていかないと英会話、英作文能力は向上しません。
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