- 2011-01-12 (水) 20:38
- SNS関連
去年の暮れ頃に感じていたのは、新しい分野について学びながらそれについてのblog記事を書くのは難しいなということ。これはたぶん自分の中で考えがまとまっていない状態でblog記事を書くというのが気持ち悪かったのかもしれない。
ある期間徹底的に学習する(Input)。そして学習が一段落した段階ではじめてblog記事を書くと行ったOutputを行う。これが効果的なOutput方法。
Twitterやblogの世界にいるとそこには魅力的な文章・記事を書く人が多くて、自分も書かなければという気がしてくる。でも、そこはグッと留まる。Inputのない状態では上手く書けないのであればまずは勉強する、取材する。
Inputが少ない状態で何度か文章を書いた事があるが、出来がいまいち過ぎてお蔵入りとなった記事がいくつかある。InputのないOutputはろくなものではない。
私は2009年はずっと勉強し、そして2010年はそれまでに学んだことを一気にblog記事に書き上げた。その結果、自分が書けることの大部分を書ききってしまったので、2011年は新たな分野について学ぼうと考えている。今年はInputの年です。
ときどき自分も何か面白い文章・記事を書かなければと焦っている人がいるけど、焦る必要なんてないと思う。十分な量のInputをすれば自然に書きたいと思えるようになるし、その時には面白い文章なんて容易に書けるものだから。
いま考えている事として、1年おきにInputの年、Outputの年と前後させるのが理想的かなと思う。そして、私は去年はOutputの年だったので、今年は新しい分野についてInputするようにします。
追記
分野によってこの記事で書いたことが違うのかも。
(もらったReply)
プログラムなんかは、学んだことをすぐブログにして、間違いなどを上級者に指摘してもらうというのが、うまく回っているような気がしますよね。学ぶ分野によってネットとの相性があるんでしょうが、インプットしながらというのもありだと思います
(私の回答)
プログラミングはそうなのですか。私が言及しているのはTwitterやblog記事での文章なので、プログラミングとはちょっと違うのかなと思いました。
(私の回答に対する返信)
プログラミングに限らず、定番の教科書があったりと、学習のレールが敷かれている分野はそうかなって思いました。でもHALさんが色々と試行錯誤しているソーシャルメディア周りは、ある程度実験して結果を咀嚼した方が面白い記事にはなるのかもしれません。
Comments:1
- 紗織@flameofvision 11-01-13 (木) 14:55
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これはまさに私も最近実感していたことなので、驚くとともに共感しました。
(※以降、「input=外部情報、他者の意見」「output=自分の意見、行動」として書きます)
もちろんoutputをすることは大事ですが、私も、outputの量や頻度だけでなく、ある程度の「質」も確保した方が良い、と考えています。
そして私の実感としては、input量>(ある程度の質がある)output量ですし、受け売りではなく自分なりのoutputをしようとすると、inputしたものを自分の中で咀嚼する必要があるわけで、時間がかかります。
逆に、あまりにinput量<output量の状態が続くと、ネタ切れになるおそれもあります。特に、現在のHALさんのように新しい分野に取り組み始めた時期は、どうしてもinput量>output量、になるのは止むを得ないのではと思います。
私は、Twitterはもちろんのこと、HALさんのblog記事更新を楽しみにしていますが、やはり「HALさんご自身が(納得して)書きたいものを書く」姿勢を優先していただきたいので、(もし更新頻度を気にされているのであれば)あまり更新頻度を気にされなくても良いと思いますよー。
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