- 2010-12-04 (土) 12:05
- その他
「従業員は自分で自分の就業時間が決められるようにすべきである。働く人は柔軟で変更可能な就業時間あるいは自宅勤務をする権利がある。」 与党のキリスト教民主党と野党の緑の党がこの法案を提出した。
両党によれば、従業員が就業時間を決めれば生産性が上がるという。また、従業員の健康、環境、渋滞などを考慮でき、仕事と学校や介護などの組み合わせもうまくいくはずという。
この法案の下では従業員は就業時間、就業場所を変更する権利を持つ。法案が可決されれば、仕事と育児を両立させることが可能になり女性の就業を促進できる。またフレックス勤務や自宅勤務により通勤時間を大幅に減らすことも可能である。
うまくいけばこの法案は夏ごろには施行される可能性が高い。
上記の法案が提出されるオランダという国について、またオランダはワークシェアリングや同一労働同一賃金という日本では未だ実現されていない政策で注目されています。なぜこれらの(日本からすると)先進的な法案が出てくるのか、その背景にあるオランダという国家にある思想について、Twitter上でされたやりとりを下記Link先にまとめました。
- 【まとめ記事】togetter オランダに学べ
「この国にはなんでもあるが、希望だけが無い」と言われている日本において、上記まとめ記事は目指すべき未来を考える手助けになると思います。
以下、このまとめに関する関連資料です。
オランダのワークシェアリングについて
同時期に話題になった日本の労働に関するVideo
私が過去に書いた関連記事
追記
日本人で自分たちの中に厳格な価値観がない人はすぐに他者に流されてしまうのかなと、togetterの対談を読んでいて思いました。
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