- 2010-12-14 (火) 7:47
- 20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ
米国生まれ、米国育ちで英語を第1言語(母語)とする@hkmurakami、Murakamiさんが書籍「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」の書評を書いてくれましたのでここで紹介します。
上記記事は英語を第1言語とするMurakamiさんがどのように母語である英語を習得したのかが書かれている、とても興味深い記事です。
- 基本的な母音、子音、複合母音をPhonicsで幼稚園のときに毎日音読。6年生のときは複雑な子音を練習。
- 小学4年生から中学生にかけて語源を基に英単語の習得(Link先にはMurakamiさんが当時使っていたNoteが紹介されています)。
- 小学校高学年から「段落読み(Paragraph Essay)」で文章構成について学ぶ。
英語を母語として不自由なく使うMurakamiさんも、当たり前ですが、「英語について体系的に学んだから、英語を不自由なく使えるようになった」ということが分かりました。
Native English Speakerでさえ時間をかけて英語を学んでいるのですから、英語を第2言語とする私たち日本人も当然時間をかけて学ばないといけないと記事を読んで改めて分かりました。言語は楽して学べないということです。
紹介した記事では他にも「第二言語としての英語という考え方」という項目で、純日本人であるMurakamiさんのお父さんや、Murakamiさんの大学時代の同級生である日本人留学生についての記述があります。英語を第2言語として使う私たちにとってとても参考になる事が書かれています。お勧めの記事なので是非読んでみてください。
追記 問題提起
発音・語源・段落読みは私は残念ながら中学・高校ではしっかりと教えられたことはありませんでした。現在ではしっかりと教えられているのでしょうか。
そしてNative English Speakerでさえしっかりと学ぶ必要のある発音・語源・段落読みについて日本の英語教育でもしっかりと教える必要があるのではないのでしょうか。
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