- 2010-10-26 (火) 20:28
- 20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ
「英語耳」で発音記号を学ぶ
英語の発音を学ぶ方法を私は2種類知っています。まずは「発音記号」から習得する方法から記します。
発音記号から学ぶ方法では「英語耳」という手法が有名です。この方法は東大合格を目指す受験物語、『小説 ドラゴン桜―特進クラス始動篇 講談社文庫』でも紹介されていました。以下に参考書を2冊紹介します。
- 元祖英語耳『英語耳 発音ができるとリスニングができる(CD付き)』(松澤喜好著、アスキー)
- 私が使用した参考書『闘耳 発音でTOEICテストのリスニングを攻略する』(松澤喜好著、ダイヤモンド社)
英語耳は他にもたくさんの参考書がありますので、好きな参考書を選んでください。私は当時TOEICの勉強をしていたため『闘耳 発音でTOEICテストのリスニングを攻略する』を選びました。この本の場合は後半のTOEIC対策部分は別にやらなくてもよいので、前半の発音記号について絞って学習することをお勧めします。
英語耳の学習を通じて、英語にどのような音があるのか、そして発音記号について一通り学習することができます。発音について真剣に学びたい方にはとても有益な本だと思います。私はこの本のおかげで発音記号を読めるようになりました。
ここで注意したいのは、この本の英語耳をやり遂げるには非常に地味で単調な学習をしなければならないということです。ですから「この本の内容はとても大切な内容なんだ!」と自分に言い聞かせて読破してください。
私は逃げ場のない通勤時間を利用してこの本を2回読みました。単調な勉強だったので結構つらいものがありました。けれどもおかげで発音記号は読めるようになりました。つらい勉強をした甲斐はあったのです。
ただし、英語耳で学習した内容には欠点があります。それは「発音記号を見ないと発音の仕方が分からない」ということです。つまり、「発音が分からない単語はその都度辞書を引く必要がある」「手元に辞書がないと発音記号が分からない」ということになります。
私は英語耳で発音記号を学びましたが、この点が不満で何か別の勉強方法はないかと探していました。そんな時に出会ったのが「Phonics(フォニックス)」という手法です。
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