- 2010-08-22 (日) 15:46
- 書評/Review/学習記録/Study
この書評を読み終わった直後の感想です。ネタバレはありません。
「フルメタル・パニック!12 ずっと、スタンド・バイ・ミー(下)」読了。12年間この物語に付き合えて良かった。ありがとうございました。
賀東招二は期待を裏切らずに最初から最後までちゃんと"エンターテインメント"をしてくれました。6年前に発売された"つづくオン・マイ・オウン"でその後の展開がどうなるのか、本当に心配していました。でも、彼はその期待や不安を裏切りませんでした。
(ちなみに"つづくオン・マイ・オウン"を読み終えた直後の私の心境を綴ったReviewはAmazonで最も参考になったと評価されています)
私は蓬莱学園以来、彼の読者を楽しませようとする姿勢が大好きです。そしてフルメタル・パニックでも最後までその姿勢を崩さないでいてくれた。15年近くも彼のファンをやっていて本当に良かったと思った。
フルメタル・パニック!、こんなにも長い物語だったのに最後まで失速しなかったというのは本当に凄い事だと思う。AmazonのReviewも今見たら絶賛の5つ☆で埋まっていた。そして私自身も素晴らしい物語の結末にただただ感無量。四季童子の最後の挿絵もまた絶妙。
まだ「フルメタル・パニック!」を読んだ事がないという人は最初から全部読んでください。それだけの価値のある物語です。
あー、終わっちゃったよ!これから何を楽しみに生きていけば良いんだろうか。12年前、フルメタル・パニック!の発行部数が少なくて入手がとてつもなく困難だった頃に出来ればもう一度戻って物語を再度楽しみたい。
追記
勢いでレーバテインを購入するかどうか思案中。
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