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書籍の内容を無料で公開してしまう”Free”の発想。

「無料」「0円」というのは非常に強い力を持っています。これは多くの人々の関心を惹きつける力があります。R25、iPhoneのAPPなど、「0円」の力を利用した雑誌やsoftwareを知っている方々は「0円」の強さをよく知っていることでしょう。

あなた自身の全く知名度がなく、それでも書籍を書いてみたいと思っている人、なにより1人でも多くの人々に読んでもらいたいと思っている人には、私は「無料」で書籍をNet上に公開してみてはどうでしょうか、と提案したいです。

実際、現在blogにて公開している英語学習法、実用的な英語を習得する方法はたとえ少額でも、例えば「50円で読める」という風に価格設定をしていたら、これほど多くの人々に読まれることはなかったと思います。有料にすると各種手続き面倒です。そして面倒な手続きがあるとみな読んでくれません。

そして私はこの英語学習法で別にお金儲けをするつもりはありませんでした。それよりはむしろ1人でも多くの人に読んでもらいたいと思ったから、無料でblogに公開することにしました。実際、印税は本当に大したことないので、書籍では余程のことがないと儲からないと思います。それよりはむしろ「無料」で書籍の内容を公開することで「多くの人に読んでもらいたい」という自分の希望を叶える方が良いと思います。

面白いことに「お金儲けする」という考えを放棄して、「無料」でblogに書籍の内容を公開したら、結果としてblogの書籍化の話がありました。なんとも愉快いで不思議な現実です。最近だと「マンガで分かる心療内科・精神科・カウンセリング:ゆうメンタルクリニック」もマンガで分かる心療内科 1 (ヤングキングコミックス)として書籍化されました。

また、英語学習法自体はすでに数多くの優れたノウハウが世の中に出回っています。しかし、すでに世の中にありふれたノウハウもこうやって無料で公開すれば大きな反響が得られる場合があることが分かりました。有料だとそれほど注目されなかったノウハウが「無料」であることで大きな注目を集めたのです。

blogだと何度も内容を推敲できるのも良いです。私もblog記事はTwitterやはてブからの反応を考慮して何度も書き直しました。他には、そもそも書籍の内容が人気が出るか出ないかも、blogのAccess数からだいたい推測できます。Access数がほとんどない場合は内容を練り直しましょう。

以上を踏まえた上で、もしあなたが自分の書籍を多くの人に読んでもらいたいのであれば、まずはWebsiteやblogにて内容を「無料」で公開してみてはいかがでしょうか。そうすれば多くの人に読まれる可能性は多いにあります。そして、多くの人に読まれて人気を博せば、結果として書籍化の話が来るかもしれません。出版社の立場としてはすでにある程度の人気・知名度を獲得している内容ということで書籍化しやすいのです。

より多くの人に読まれるためにまずは書籍の内容を「無料」でWebに公開してみてください。そうすれば内容も洗練されます。そして人気が出れば結果として「無料の書籍」を「有料の書籍」として出版することが出来ます。書籍の内容をあえて無料で公開してしまう"Free"の発想、利用してみてはいかがでしょうか。

  • この記事を書く際に参考にした書籍

フリー~⟨無料⟩からお金を生みだす新戦略

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