何よりも大事なのはSite Map。これが無ければあなたのblogは多くの人に読まれない。

人気のbloggerなら1つの記事で1万～数万回以上読まれることは良くあることでしょう。ただ、普通の人達がそこまで読まれる記事はそうそう書けないと思います。

私もそんなに何本も面白い記事を書く自信がありませんでした。現に私のblogで1万回以上読まれた記事は「６本」だけです。英語学習法の「実用的な英語を習得する方法」がはてなブックマークを2,376個（歴代84位。8/29に確認）と注目されても、記事はあんまり読まれないですね。

すごく注目される面白い記事を書けない、でもたくさんの人に自分のblogを読んでもらいたい人はどうすれば良いのでしょうか。私はそういう人達には「書籍の目次のような"Site Map"を作成する事」をお勧めします。Site Mapがあれば、Top Pageにある記事だけでなく続けて関連する記事を読んでもらうことが可能です。

Site Mapがあれば、過去に書いた記事も読まれやすくなります。「実用的な英語を習得する方法」「米国体験記」の執筆は6月上旬で終わりましたが、未だにこれらの記事は多く読まれています。今でも「1,500～2,000hits/1日」の割合で読まれています。

• Site Mapの例　＞　実用的な英語を習得する方法
• Site Mapの例　＞　米国体験記

「優れた単体の製品で勝負できないのなら、品揃えの良さで勝負する」。私が営業をしていた頃に学んだ製品の販売手法です。

そしてなにより私が"Site Map"を作った動機ですが、「blog記事が読み捨てられるのは嫌だったから」です。消耗品としてblogが読まれるのではなく、後からも何度も読みなおしてもらえるような記事を書きたい。そしてblogを読んだ人に実際に行動を起こしてもらいたい。そういう思いからSite Mapを作成しました。

有名bloggerの記事も、後から読み返される記事ってどれくらいあるのでしょうか。優れた記事を書いて注目されても、公開直後にしか読まれないというのはもったいないと思います。
そして、優れた記事を書くbloggerでもSite Mapを作っている人はほとんど全くいません。Chikirinの日記、ニートの海外就職日記、Rails で行こう！、これらのblogにはSite Mapがありません。これらblogはSite Mapを作って、関連した項目毎に過去記事を配置しなおしたら、もっとずっと多くの人に読まれるのにと思っています。

「Site Mapを作る」という一見当たり前の「blogの読者をおもてなしする事」について意識している人は、意外と少ないのです。だから「blogの読者をおもてなしする事」を少し意識するだけで大違いです。そしてSite Mapを作って、あなたのblog記事を読みやすいようにまとめれば、それだけで注目される可能性はグッと上がります。

自分の記事を何度も読んでもらいたい人、より多くに自分の考えを知ってもらいたい人はSite Mapを絶対作った方が良いです。また後日紹介しますが、Site MapがあればはてなブックマークなどのSocial Book Markを集めるのも簡単です。

 

私が「おもてなしの精神」を学んだ書籍・Audio book

• 法人営業のすべてがわかる本 (実務入門)
• 「あなたから また買いたい！」

 

参考　1万回以上読まれた記事（8/29時点）

• 職場は楽しくあらねばならない。驚きの米国職場体験

読まれた回数　約60,000回
発表直後から大きな反響があり、Web上の様々な場所で取り上げられました。
私のblogで最も人気のある記事です。

• 面接官が考えていること。そして面接で落とされないために必ずするべき事。

読まれた回数　約27,000回
発表直後にはてなブックマークで注目されて、またWeb上の様々な場所で取り上げられました。
これはSite Mapに含めていませんが、各所にLinkを張られたために未だに毎日それなりのAccess数があります。

• 日本とは比較にならないくらいに恵まれた米国の理工系大学事情

読まれた回数　約14,000回
私のblog記事で初めて10,000回以上読まれた記事。発表直後にはてなブックマークで注目されました。

• TOEIC 900点は大したことがない

読まれた回数　約10,000回
Site Mapで最初の方に表示されているから、たくさん読まれた記事。

• 【発音】Phonics　お勧めの発音学習方法

読まれた回数　約10,000回
Site Mapで最初の方に表示されていて、かつおすすめの記事として取り上げているから、たくさん読まれた。