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フィリピン留学を終えて、世界一周に旅立った太田英基さんから学生の方々へ

フィリピン留学を終えて、世界一周に旅立った太田英基さんから学生の方々へ

現在サムライバックパッカープロジェクトで世界一周旅行に出かけている @mohideki、太田英基さん。その太田さんがTwitter上で母校の後輩に向けてフィリピン留学や韓国について書かれていた一連のTweetを紹介します。以下、太田さんがTwitterで書かれていたことを許可を頂いて私がまとめました。

この記事を読んで「なぜ自分は英語を学んでいるのか」を考えてみてください。

@mohidekiさんのTweet

多くの人が知らないと思いますが、フィリピンは英語を公用語としており、ほとんどの人が英語を話せます。物価はアジアなのでとても安く、その環境を利用して英語学校が数百校も存在しています。僕もそのうちの1つに3ヶ月間留学しました。

そして衝撃を受けた事実ですが、フィリピンに数百ある英語学校ですが、その95%以上が韓国人経営者によるものなのです。もちろん留学生のほとんどは韓国人の大学生や高校生。日本人は極一部でした。街を歩けば韓国人に遭遇するのはとても簡単なほどに多くの韓国人がそこにはいました。

それほどまでに韓国人は英語を勉強しているのです。フィリピンで3ヶ月間~半年間英語を学んだ後に、カナダ、アメリカ、オーストラリア等に半年留学に行くという事例がとても多いようです。サムスンなどの韓国企業が国際的に強い理由が垣間見えました。

韓国の大学生が言うには、サムスンのような大手企業を受けるにはTOEIC750点以下だとエントリーシートが通らないとのことです。実際に受かるには900以上の点数が求められると言っていました。また国家公務員になるのにも900以上の点数が必要だと。

簡単に言えば、彼らは就職において英語が必要だから必死に勉強しているわけです。皆さんと同じ世代の隣の国の大学生は皆、英語を使いこなすために努力しています。彼らと皆さん(というか僕も。)は国際化したBusinessという世界で競っていかなくてはなりません。

またフィリピンにいたときに、フィリピンの一流大学を出たフィリピン人の若者たちに会いました。彼らは英語を話せるので自国を出て、イギリス、アメリカ、シンガポール、香港と、世界中の何処で働くかをワクワク話し合っていました。残念ながら僕もそうでしたが、日本の大学生の中ではそんな会話はあまり聞こえてこないのが事実です…。

世界は広いです。日本という舞台を飛び出て、アジアや世界を舞台にして働くということを、一度想像してみてはどうでしょうか?無論その為には英語力は必須です。時間を自由に組むことができる学生時代のうちに、留学や長期海外経験などをして、少しでも英語力の底上げをすることを本気で推奨します。事実、僕は今アメリカのシリコンバレーというベンチャー企業の聖地のような場所にいますが、英語力不足でとても悔しい思いをしました。

フィリピンでの3ヶ月が無かったらもっと駄目でした。それでもずっと英語をサボってきた僕は、アメリカ人、インド人、中国人などの英語のミーティングに全くついていけません。何の主張も出来ません。

…と、僕の体験談を話すよりも、自らが感じるべきだと思うので、是非海外に出て体験して欲しいです。僕は悔しい思いをしましたが、逆に話せることができれば、世界中の人達とやりとりできる可能性がググッと拡がります!

働く場も、日本だけでなく世界中の何処へでもいくことができます。就職氷河期とか、色々言われていますが、日本国内だけでない就職活動や転職活動も、これからの時代は当たり前になってくることでしょう。それらを念頭にいれて、これからの学生生活に活かして欲しいと思います。

そして海外に出ると、日本の良い所と悪い所(疑問点?)が見えてきます。僕ら若者世代がそれらを発見し、気づいて、これからそれらをどう改善していくかを考えるのはとても重要だと思います。

こうやって僕が言っても多分、心の底までは伝わらないと思うんです。それはやはり経験しないといけないんです。だから時間に余裕のある今のうちに世界を見てください。ただ観光だけじゃなく、その土地で暮らしている人、ビジネスしている人と話してみてください。

そして本に書いてあることでもなく、Netに書いてあることでもなく、誰かが言った言葉でもない、自分自身の経験で物事を語れる人間になってください。僕もそう在りたいとおもって努めています。

今回は英語のことや海外に出てみようと言いましたが、これは1つの提案でしかありません。決めるのは自分自身です。大切なのは目的意識です。漠然と過ごすのではなく、目的意識を持った学生生活を過ごせることを願っています。

それでは、皆さんより少しだけ早く社会という大海を泳ぎ始めた人間の小言でした!

追記

旅に行きたくてもお金が無い学生さんに良いServiceがあります。CouchSurfingというWeb Serviceです。世界中の人の家に泊めて貰えるという素敵なServiceです!原則無料。上手く活用して節約しながら海外に友達を創る旅人が急増中です。僕も利用しています!

Silicon Valleyで@mohidekiさんが英語が出来ずに悔しい思いをした直後のTweetは上記関連記事を参考にしてください。

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