- 2010-08-30 (月) 10:42
- その他
この記事を書いていて「製品/Serviceさえ素晴らしければ、自分は何もしなくても勝手に売れる/評価される」そう思っている人達が世の中にはけっこういることに気付きました。
営業・宣伝せずに売れる製品/Serivceなんてほとんど全くありません。それは現在はありとあらゆる分野に競争相手がいるからです。そしてまた、この世の中にこれまでに存在しない新しい製品/Serivceを知ってもらうためには、こちらから顧客候補に語りかける必要があります。
現在、2006年ムハマド・ユヌスと共にノーベル平和賞を受賞したグラミン銀行の創設に関わる本を読んでいます。そこでグラミン銀行を創設したムハマド・ユヌスは「自分は絶対に価値のあることをやっているんだ!」という自己確信とそれに伴なう「実行力(厚かましさ)」を備えていました。そして貧困にあえぎ、因習に支配されていたバングラデシュの農村にMicrofinanceを広めていきました。
もう1つ例を紹介します。月給1万円しかもらえなかった劣悪な状況に置かれていた障害者達に月給10万円を払うことができるスワンベーカリーを創設した小倉昌男もこの自己確信と実行力を備えていました。
振り返ると私自身も「自分は絶対に社会にとって価値のあることをやっているんだ!」という自己確信があったから、「実用的な英語を習得する方法」と「米国体験記」で特に報酬を貰っていた訳でもなかったのに、300本以上の記事を書く事が出来たのだと思います。
新しい考えや製品/Sericeを広めるためにはこの「自己確信」と「実行力」がなにより必要です。blogに面白い記事を書いて投稿するだけでは不十分です。「自分は絶対に価値のあることをやっているんだ!」という思いを胸に秘めて積極的に営業・宣伝してください。多少の誹謗中傷になんて振り回されずに、どんどんと営業・宣伝してください。新しいことをしようとすれば100人中99人が反対します。全員反対、反対しないのは自分だけという場合も有ります。ですから強い自己確信が必要なのです。
参考書籍
文中で紹介したムハマド・ユヌスと小倉昌男の書籍。どちらも傑作なので強くお勧めします。
参考
Strengths Finder(邦題 さあ、才能に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす)を初めて受験した際に私の強みに「自己確信」が出ました。最初はなんでこれが強みなのか分かりませんでしたが、新しいことを成し遂げるにはこの「自己確信」は大きな強みになることがいまは良く分かります。以下、「自己確信」についての詳細説明です。
自己確信
自己確信は自信と共通する点があります。心の奥深くで、あなたは自分の強みを強く確信しています。あなたは自分は絶対出来る――リスクを取ることができ、新しい挑戦をすることができ、そして最も重要なこととして成果を出すことができる――ことを確信しています。ただし、自己確信は単なる自信を越えるものです。自己確信という資質に恵まれたことで、あなたは自分の能力だけでなく判断力にも自信を持っています。自分の周りを見た時、あなたは自分の見方が独自かつ独特であると強く思います。
そして、あなたと全く同じ見方をしている人は誰もいないので、あなたに関する事について決定を下せる人はあなたしかいないと絶対に信じています。何を考えるべきかは、誰もあなたに指示できません。彼らはヒントを与えることはできるでしょう。助言することもできるでしょう。しかし、あなただけが、結論を出し、何をするかを決定し、行動する権限を持っています。この権限、更にはあなたの人生に関する最終的な責任を取ることを、あなたは決して怖がりません。むしろ、あなたには当たり前に感じられるのです。
状況の如何に関わらず、あなたは何が正しい決断であるかをいつも知っているようです。この資質は、あなたに確信に満ちた貫禄を与えます。他の人と異なり、いくら説得力があっても、あなたは他の人の主張に安易に左右されることはありません。
この自己確信という資質は、あなたの他の資質の持ち方によって、表面に現れたり現れなかったりしますが、その資質は強くしっかりとあります。船の竜骨のように、それは方々からの攻撃に耐えて、あなたが進路からはずれないようにします。
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